1948-06-12 第2回国会 参議院 厚生委員会 第11号
併しながら、その後公娼は廢止せられまして、文化國家として我が國は一進歩を畫したのでありますが、これに伴いまして、從來の法律がその主たる對象といたしました業態者なる概念はこれを一擲する必要を生じ、ここに性病豫防についての根本的對策の確立と徹底的實施とが要望せらるるに至つたのであります。
併しながら、その後公娼は廢止せられまして、文化國家として我が國は一進歩を畫したのでありますが、これに伴いまして、從來の法律がその主たる對象といたしました業態者なる概念はこれを一擲する必要を生じ、ここに性病豫防についての根本的對策の確立と徹底的實施とが要望せらるるに至つたのであります。
しかしながら全國土あるいは重要なる地方については、さらに科學的調査をなすとともに、國土計畫審議會その他の機關の積極的運營により、國土の利用、開發、保全について基本的計畫の樹立と、その實施こそその根本的對策であることを十分認識いたしておりまして、ただいま經濟安定本部と協力してその調査研究をいたしております。 —————————————
この問題は今日非常なる災害が起つておりますが、その根本的原因を取除かなければ、災害というものは年々歳々その累を及ぼすものと考えますので、至急に根本的對策を立てていただきたいと考えます。なお土地の改良費等につきましても、相當なる豫算を計上になり、そうして食糧増産に資していただきたいと考えます。なおまた食糧確保の上に、農業技術員が研究するために、相當費用を計上していただきたいと願うわけであります。
なお今も御質問になりましたような、桐生竝びに足利市方面の渡良瀬川改修につきましては、これは利根川の増補工事に一貫した性格をもつておりまして、利根川の今度の緊急、恒久對策の一環として今研究しつつあるのでありまして、これは少くとも二十二年度の豫算にこれを現して、根本的對策の緒につきたいと考えております。 —————————————
またさらに家庭用需用の方面におけるそういつた需用量を大幅に制限するということ、この三つに關する根本的對策を立てなくては、とうていこの電力問題は解消し得ないと考えられまするが、日發關係の方々の意見におきましては、水力發電は戰災をこうむつておらない、しかも大體補修用の資材を相當量必要とするものだけれども、その方面における發電能力は相當維持されておる。
これに加えまして、大分縣は林業縣として森林の伐採はますます加重されて、水源地帶の荒廢は一層惡化擴大することが想定されますので、これらの根本的對策として、恆久的なかつ建設的な砂防設備を急速に擴充強化して、治水の完璧を期していただきたいと思います。聞くところによりますれば、縣下四十一水系に對する砂防工事費は、昭和二十年、二十一年の調査によりますれば四億七千萬圓と計上されておるのであります。
この點が根本的對策じやないかと思う。この線に副つて施策されるように政府部内の輿論を喚起して頂きたいのです。そのために定著地などで、從來の學歴、職業、向うで修得した技能、それに希望というようなものを調査統計してこれを基として、こういう大きな施策を立てるように向けられて頂きたいのであります。
それですからこれを一つ關東の問題に全力を盡してやられることは當然ですが、外の河川についても、今まで放棄しておられたことを再檢討せられまして根本的對策を立てて頂くことにいたしたい。 一つの例を申しますと、繼續費でやるところの河川の改修費を見ましても、それが別に繰延べにしてはありませんが、物價騰貴のために消極的に非常に人件費ばかり上つて、山の上でテニスして遊んで仕事をしない。
一般論になりまするが、今日の肥料問題の増産を期する上には、自給肥料と共に石灰問題は全部に通じて大きな問題だと思うのでありますが、政府自からが増産に對する根本的對策を採られるか或いは石炭増産のごとく、もつと大きく取上げて、そうして或程度の國家管理を以て石灰の増産を圖るということが必要だと思うのでありますが、こういう問題に對して積極的にどうお考えになるかということについて大臣の御意見を聽きたいと思う。
今次災害の原因は七月十日及び二十二日の、両度にわたる豪雨によることはもちろんでありますが、この原因は遠く戦時中からの山林の濫伐と、財政面より制約せられて、河川改修の根本的對策が論ぜられなかつたことによるものであり、河川改修の根本的對策の、いかに肝要であるかを痛感させられるのであるが、今かりに直轄河川工事が、短年月の間に潤澤な予算をもつて施行せられていたならば、今度のごとき災害はもちろん、累年に及ぶ災害
それが一つの方策としてとられておるようでありますが、他の根本的對策といたしましては、全體がもう數からいつて原料が少くなつております。輸入に仰がなければならないのではないかというように考えておるようであります。
同時にわれわれとしては、その實情把握に伴いまして、その根本的對策を現在練りつつある次第でございます。その中のもつとも根本となりますものは、財政問題でございますが、財政については、第一には、積極的に國鐵の増收をはかる方法を考えなければなりません。これはどうしても現在の輸送力を増強して、旅客貨車を十分に運んでお役に立つことを考える。